甘利大臣が突然熱唱 4人組バンド「ゲスの極み乙女。」って?
「♪私以外私じゃないの~当たり前だけどね だから、マイナンバーカード!」
26日、閣議後の記者会見で突然、熱唱したのは甘利明経済財政相(65)。真顔で自身のカードを印籠のように突き出すと、突然の出来事に記者一同はポカーン。その後、あちこちから失笑が漏れた。
甘利大臣の生歌が披露されたのは閣議後記者会見でのこと。今年10月から番号が交付され、来年1月から始まる「マイナンバー制度」の認知度を高めるために大臣自らが歌ったのは「ゲスの極み乙女。」の「私以外私じゃないの」という楽曲だ。意味不明なバンド名だが、通称「ゲス乙女」と呼ばれ、昨年4月にメジャーデビュー。このところ大人気の4人組なのだ。
全楽曲の作詞・作曲を担当しているボーカルの川谷絵音(27)は東京農工大学工学部応用分子化学科卒業という経歴の持ち主で、偶然にも「ゲスの極み!」というネタを持つお笑いコンビ「ハマカーン」の2人は同大学の先輩。昨年は「SMAP」のアルバム曲の作詞・作曲も手がけている。
ベースの休日課長(28)は川谷と同じ大学の軽音楽部に所属していた先輩で、昨年のメジャーデビューを機に脱サラ。キーボードのちゃんMARI(年齢不明)は鹿児島の短大の音楽科作曲コース出身で絶対音感の持ち主。ドラムのほな・いこか(25)は元アイドルで、かわいいルックスから男性人気が高いという、名前を含めて異色過ぎるバンドである。