朝ワイドに異変…テレ朝「羽鳥モーニングショー」好調の理由
10月改編の注目のひとつは朝のワイドショー。このところ、有働由美子の「あさイチ」(NHK)がぶっちぎりだが、これに風穴を開けようとしているのがテレビ朝日だ。
9月までは羽鳥慎一、赤江珠緒の2人MCの「モーニングバード」を放送してきたが、赤江が降板して羽鳥の冠ワイド「羽鳥慎一モーニングショー」にリニューアル。「モーニングショー」は22年ぶりの復活としても注目を集めていた。
「『あさイチ』は時間帯がちょっと違うので、気になるのは民放の序列です。トップランナーはフジの『とくダネ!』、それを追い抜く勢いだったのが日テレの『スッキリ!!』、次がテレ朝『モーニングバード』、TBS『ビビット』の順でした。異変は『スッキリ』のダウンと『羽鳥モーニング』のアップ。『スッキリ』はテリー伊藤が抜けて、今春にMC上重聡のスポンサー絡みのスキャンダルが報じられた影響か、ダウン気味、一方で『羽鳥』がジワジワと追い上げている」(放送関係者)
実際はどうか。9月28日の初日はともに6%台ながら、「羽鳥モーニング」が「スッキリ」の上をいき、今も日によって逆転することも。たとえば7月には「スッキリ」が8%近かったのに対して「羽鳥モーニング」は4%台だったから、風雲急を告げる展開だ。