「あさが来た」は見どころ満載 瞬間最高視聴率30%超え射程圏
NHK朝ドラ「あさが来た」が相変わらず好調だ。10日放送分が自己最高の24.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。11日は炭鉱夫に囲まれたあさのピストルが暴発したところで終わったから、12日はさらに上昇していくことは必至だ。
あさのモデル・広岡浅子が炭鉱開発に成功、銀行・生命保険会社も設立し、日本初の女子大を創立させたのはすでに有名な話。まだまだ見どころは満載だ。
「先日のピストル暴発は前半のヤマ場でしょうが、これからも山あり谷ありです。実は炭鉱開発も一度は失敗してしまう。しかし浅子はそれでもめげずに再挑戦し、成功にこぎつけます。数々の事業を成功した後も、病魔に襲われたり、ライバルにナイフで刺されたり……。さらに今は芸事にうつつを抜かす夫が、あさに刺激を受けて、現在のユニチカの前身となる紡績会社を起こすなどが描かれる予定です」(テレビ関係者)
こうなると周辺からは「30%超え」の声も聞こえてくる。
「最高で62.9%をマークした『おしん』(1983年)は別格としても、一日の瞬間最高視聴率なら96年の『ふたりっ子』から『あぐり』『甘辛しゃん』『天うらら』と続き、99年の『すずらん』でも30%超えを果たしています。最近でいえば社会現象にまでなった『あまちゃん』が27・0%、その次の『ごちそうさん』が実は27・3%まで伸ばしています。30%といったら、夜の連ドラではもはや“夢のまた夢”ですが、朝ドラに限ってみれば、決して不可能な数字ではありません」(ドラマウオッチャー)
記録にも記憶にも残る“あさ”になりそうだ。