沢尻エリカ 伝説の「別に…」発言には伏線があった
で、あの超不機嫌な態度である。
これは、その司会者に向けて、「アンタの質問には返事をしないよ」ぐらいの意思表示だったのだが、テレビでそれが放送されると、視聴者に対する態度と受け取られて悪評が盛り上がってしまった。
そこから沢尻の迷走が始まるのだが、仕事の面では難しい状態が続き、プライベートでは“ハイパーメディアクリエーター”高城剛氏との結婚、離婚、海外生活など、マスコミを賑わせる、いわゆるお騒がせ女優になってしまった。才能ある美人女優だけに、非常にもったいない。
そんな彼女が話題作、蜷川実花監督作品「ヘルタースケルター」(2012年)で復活した。ただ、その時点でも業界では彼女と仕事をすることに「?」マークの関係者が多かった。いつ不機嫌になるか分からないし、仕事をスッポかされたらどうしようといった不安が頭をよぎるのだ。
ただ、その後に出演したフジテレビの深夜ドラマのスタッフによると、「仕事はキチンとしていたし、関係者にもスタッフにもちゃんと対応して問題ない。それどころか、また一緒に仕事をしたい印象」だったという。そういうわけで、シリーズの続編がたった3カ月でスタートするという最短記録を作った。