高知東生が執行猶予明け 芸能界復帰に意欲も問われる覚悟
伊勢谷友介被告が保釈となった一方で、2016年6月に覚醒剤取締法違反罪などで懲役2年(執行猶予4年)の有罪判決を受けていた俳優の高知東生(55)が、執行猶予期間が9月30日に満了したことを報告した。
高知はマスコミ各社にファクスで文書を送信。「本日、2020年9月30日 無事4年間の執行猶予期間の満了を迎えることができました。支えて下さった全ての方々に御礼申し上げます。また、僕の事件のためにご迷惑をおかけした方々に心よりお詫び申し上げます」と報告した。
さらに高知は、同日、配信開始となった公益財団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」による依存症啓発YouTubeドラマ「みーんな、知らない依存症(全3話)」に出演。同文書では「僕の学びや経験を、今度は同じ依存症問題で苦しむ、当事者や家族のために捧げたいと思います。今日からまた、一日一日生き直す日々を送って参ります」としている。
ことし3月に行われた厚労省主催の「依存症の理解を深めるための啓発イベント」では、前年に薬物事件を起こしたピエール瀧(53)や沢尻エリカ(34)について問われ「“自助グループ”においで。一人でやめ続けられない人の自助グループですから」と答え、「僕は生き直すために捕まってよかったとさえ思います。僕は“愛人・薬物・ラブホテル”のスリーカードですから、心地よく反省しました!」と明るく話していた。