ロケ先のビール楽しみ 「ふしぎ発見」宮地眞理子の失敗談
■ペルーのクスコで地元のビールを飲んだら……
すすめていただいた地元のお酒を飲んで、口にした感じよりもアルコール度数が高かったみたいで、結構効いてしまったことがありました。
7年前にペルーに行った時のこと。世界遺産のマチュピチュの玄関口クスコで、いつものように到着した日に居酒屋に出掛けていき、地元のビール、クスケーニャを楽しんで、ホテルの部屋に戻って休んでいたら突然、心臓がドクドクと激しく打ち始め、目が覚めたんです。
それが水を飲んでも治まらず、頭はガンガンして呼吸が苦しくて、寒けまでしてきて。夜中だし、マネジャーは付き添ってきていないし。クルーの誰にも知らせず、一人で毛布をかぶってオイルヒーターの前にうずくまり、うつらうつらしては目が覚め……を繰り返しました。私はどうなってしまうんだろう……と思いながら。
ところが朝、目覚めたら何事もなかったかのようにスッキリ。その日のロケも、予定通りこなしました。クスコは標高3400メートルもあるので、高山病だったんでしょうね。ペルーは6回目だったので油断したのがいけませんでした。