“天才子役”鈴木梨央 吹き替え作を「全部見ていない」ワケ
この4月から中学校へ進学し、晴れてJCとなった天才子役の鈴木梨央(12)。11日は日本語版の吹き替えを担当した米映画「LOGAN/ローガン」の公開アフレコに出席し、チョー早口のスペイン語のセリフも披露。ベテラン声優の山路和弘(62)から「ほんっとに君、うまいね。能力の塊。感性がいい」と絶賛されたのだった。
同映画のキャンペーン大使も務める梨央は、「ヒュー・ジャックマンさんはカッコ良くてやさしい印象。こんなパパが欲しい!」と主演俳優の魅力を“最大の賛辞”でPR。以前に増してパワーアップしたトーク力を披露したが、作品の感想を求められると驚きの発言が飛び出した。
「自分が担当した部分だけで、映画は全部見ていないんです」
吹き替えとはいえ、自分が関わった作品なのに見ていないなんて……まさかの失言!? と思いきや、ノー。同作はR15+指定で、観賞したくてもできない事情があったのだ。
同作は「X-MEN」シリーズの主要キャラクターであるウルヴァリンを主役として描き、少女を守るため、命がけの壮絶な戦いを繰り広げるアクションムービー。命の尊さや家族愛を説いた作品でもあり、ある日のマスコミ向けの試写では、あちこちですすり泣く声が聞こえていた。
日本公開は6月1日から。天才子役の無念に思いをはせながら観賞してみる?