ファミマがまたやってくれた!抜栓前から期待大、1100円台の「新商品のボルドー赤ワイン」が最高すぎる

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コクハク

ファミマ新商品の赤ワインが気になる!

 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「WSET(level3)」を取得。
 皆さんにもっと手軽にワインを飲んでいただきたい、ただただその一心で、1,000円台で買える“神旨”ワインをガチでご紹介します!

【美酒好きアナ厳選 1000円台“神旨”ワイン】

 GWはいかがお過ごしですか。365日エブリデイ(?)、今夜はどんなワインを飲もうかな♪ と考えながら日中過ごしている市野瀬としましては、ワインショップに行かずとも24時間いつでも手に入るコンビニワインは、人生に欠かせない中心的存在!(「人間は裏切ることがあってもワインは決して裏切らない」と本気で思っちゃってます・笑)

 そんな日々の晩酌の“お友”になってくれそうなワインが、先日、ファミリーマートで新発売されました。市野瀬家の晩酌にレギュラーメンバー入りするのか…いざ検証!!

 税込1199円というお財布に嬉しい値段で登場してくれたのが、『シャトー・デュ・ラゴン2023』。ワイン産地の中では言わずと知れた世界的名産地・フランスのボルドー地方の赤ワインで、メルロー種とカベルネ・ソーヴィニオン種をブレンドして造られています。

【こちらもどうぞ】一生役立つ!「赤ワインの品種はたった4種」覚えればいい

仏ボルドー地方のワインとは?

 ボルドー地方は、フランス南西部に位置する大西洋に面した銘醸地。年間を通じて穏やかな気候で、世界最高水準のワインが造られている偉大な産地です。もちろん、甘口ワインや白ワインにも優れたものがたくさんありますが、世界で醸造されるワイン全体の9割近くが赤ワイン! 私の中では、ボルドー=赤! って感じなので、もぅ抜栓前から期待大♡

 ボルドー地方では、赤白問わず、複数のブドウ品種をブレンドして造ります。ブレンドをすることにより、ワイン全体のバランスを保ちつつも、味わいや香りに複雑性を出すんですね。ちなみにワインの世界で「複雑な味わい」とコメントするのは最高の褒め言葉ですよ!

 赤ワインの場合は、生産地区の気候や土壌によって味わいや香りが決まる最適な主役品種「カベルネ・ソーヴィニオンorメルロー」をベースに、カベルネ・フランなどの“脇役品種”をいくつかブレンドして造るのが一般的ですが、今回ご紹介するワインのように主役同士をブレンドすることもあります。市野瀬的な見解ですが、上級キュヴェに使用した残り分を処分等するのではなく、もちろん、相性を考慮した上で、主役級のブレンドとする考えもあるかなと(サステナブルですよね!)。

気になる味、飲み口、香りは…

 さて、ボルドーの全貌を少しだけ頭に入れたところで…まずは香りから。

 クランベリーやチェリー、レッドプラムなどジューシーな赤系果実の他、黒系のブラックベリーやカシス、そしてヴァニラやシナモンなどの丸みある香りがふわっ。さすがボルドーって感じの木樽のニュアンスも少しありつつ、黒胡椒のようなややスパイシーな香りも…。

 では、ボルドー地方の景色を想像しながらゴクリ…。

 この香りだからもっとガツンと重ためかと思いきや、親しみやすいやや軽めのアタック。酸味は穏やかで、飲み込んだ後にスッと残るスミレのような心地よいフレーバーも良き。主体であるメルロー種がもつ果実味たっぷりなマイルドさと、カベルネ・ソーヴィニオン種の力強いタンニン(渋味)がバランス良く一体化し、なめらかでシルキーでありつつも骨格のしっかりとした、カジュアルなボルドーワインでした。

 少しだけザラっとしたタンニンを感じる方もいらっしゃると思うので、この渋味が苦手な方は、開栓した翌日以降に16℃くらいの常温で飲むのがオススメ! タンニンが全体にやさしく馴染んで香りも開き、飲みやすくさらにおいしくなりますよ!

お肉と合わせたい!
 市野瀬的には、単体で飲むよりもやはり料理を呼びたくなる味ですね~。ボルドーワインですからね、やはり肉ですよ~肉! 肉!!

 赤身ステーキやローストビーフ、肉汁たっぷりのハンバーグなどには完璧に合いますし、同じファミマで手軽に購入できるチーズや生ハムなどのおつまみ、レジ横に売っているとつい買ってしまいがちな唐揚げや串焼きとのペアリングでもgoodです。

 このボルドーワインを添えるだけで、日常の何気ないお肉料理やコンビニで買えちゃうアテでも、まるっと、ものすごくスペシャルな気分になれちゃうのは私だけじゃないハズ!

 お安くおいしくアナタ様のすぐ近くに存在してくれるファミマの1本は、日々の晩酌に彩りを与えてくれるに違いありません♡

(※本文内の価格等は著者購入時のデータとなります)

(市野瀬瞳/フリーアナウンサー)

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