桑田&安室の出演に暗雲 NHK紅白は“目玉なし”の歌合戦に
「アミューズがNHKに対し、未成年との淫行トラブルで主演ドラマに穴をあけた小出恵介の借りがあるとはいえ、2枠も中継という優遇措置をとれば、他の事務所に示しがつかない。反発を招きかねない」(前出の音楽関係者)というのだ。
他にも一部では、2015年度下半期の朝ドラ「あさが来た」でブレークし、今年は新曲を発表したディーン・フジオカ(37)を筆頭に、BABYMETAL、ONE OK ROCKといった初出場候補組もゾロゾロ。ただでさえ、Perfumeや星野源(36)といったアミューズの紅白常連組との折り合いをつけるのも難しい。アミューズは駒が揃いすぎてうれしい悲鳴だろうが枠は限られている。
■「スーパーモンキーズ」再結成もかなわず
安室はどうか。昨年はリオ五輪のテーマソング「Hero」に起用されながらも紅白はソデに。来年9月に引退することを発表しているとあって、正真正銘最後の紅白になるが、「交渉は相当難航している。歌声以上に安室自身の発言を期待する声は多いですが、本人の中でトーク下手の意識がぬぐえず、なかなか首を縦に振らない。完全主義者ですからね。NHKとしては何だったらMAXも呼んで、特別枠で一夜限りのSUPER MONKEY’sを再結成するのもアリだと考えている。ただ、事務所も分かれた今となっては200%かなわないでしょうが……」(別の音楽関係者)
当人たちのプロ意識の高さに加え、制作陣の思惑や言い分、業界横並びのしがらみなどなど混迷が深まる暮れの風物詩。桑田と安室にフラれたら目も当てられない結果になりそうだ。