高須氏落札の天皇独白録 本当に皇室にプレゼントできる?
〈日本の未来に役立つ財産だ〉〈日本に取り戻すのは国民の使命〉
自身のブログでそう意気込んでいた「YES高須クリニック!」の高須克弥院長(72)が日本時間の7日、米NYの競売商ボナムズのオークションで「昭和天皇独白録」の原本とされる文書を落札。価格は、手数料込みで27万5000ドル(約3080万円)というから、さすがに持っている。
高須院長は同日付のブログに〈勝った!〉〈皇室にお返しするぜ〉などと、落札の喜びをつづっていた。
手書きで173ページ、計2巻の独白録は昭和天皇が終戦直後、戦前・戦中の出来事を振り返り、側近に語った談話をまとめたもの。ボナムズの担当者は「20世紀の世界史を理解する上で極めて重要な文書」としているが、落札価格は査定額の2倍という。
そこまでする価値があるのか、という議論はさておき、高須院長はテレビ局の取材に「秋篠宮悠仁さまにプレゼントしようと思って」「なんとか受け取っていただけるといいなと思っている」などと答えていた。