イラン人と婚約解消…泰葉が真相激白「才能の分かれ道」
「私とメィヒディはアーティスト同士。自分で言うのもおこがましいですが、かなり才能のある2人なんです。つまり天才的な2人の感性の違いが原因なんです。ある時、才能の分かれ道を見てしまったんです」
――もう少し丁寧に説明してください。
「私たちは会話の中でよく芸術論を戦わせていました。私はデイビッド・ホックニーという米国の現代アート画家が大好きで、数週間前、絵の画像をメィヒディに送って、『どう思う?』って聞いたら、『この絵はアニメーションだ』って言われたんです。彼の感性はもちろん尊重しますが、私はアニメとは思いません。ここで歯車が狂ったと感じました。実は、以前から、そういうことが何度かありました」
――たとえば?
「彼が来日した時に、私が大好きなエラ・フィッツジェラルドのジャズをかけたら彼にうるさいと言われたり、ペルシャ文化に造詣を深めたいと私が勉強を始めると、そのことに批判的で受け入れてくれなかったり。その過程で、ハッと気づいたんです。芸術感覚の決定的な違いに。そして、決定的だったのが、ジャケット写真の件でした」