泰葉には冷ややかな視線も…驚愕「DV告白会見」の舞台裏
会見場入り口にはコーヒーのサービスがあったが、取材に来たマスコミのほとんどは素通りし、記帳すらスルーする者もいた。初代林家三平の次女、泰葉(56)が2日に帝国ホテルで開いた記者会見。桜の間は結婚披露宴(最大人数137人)の会場として使われることが多く、シャンデリアで華やかに演出されているが、マスコミの冷めた目線によって空気は寒々としていた。
泰葉は2007年に離婚した元夫で落語家の春風亭小朝(62)からのDVと、和田アキ子(67)のパワハラ被害を訴え、ともに東京地裁で民事訴訟を起こすと発表した。「帝国ホテルを選んだのは、東京裁判の裁判員の宿泊施設でもあったから。正義の力をお借りしたい」と涙ながらに熱弁し、逆境を乗り切るために笑顔になろうというチャプリン作曲の名曲「スマイル」をピアノを弾きながら歌った。だが、そうした最中に腕を組んでこくりこくりと舟をこいだり、歌の最中に携帯でしゃべる記者もいた。
■逆さ吊りで食パンを……
会見の趣旨は、安倍官邸の御用聞きジャーナリストに酒を飲まされレイプされたとして、警察に準強姦容疑で被害届を出した詩織さん(28)と似ている。が、時間制限なしで全質問に応じるとした泰葉への質問者は9人だけ。「歌手活動の宣伝が会見の本当の狙いなのでは」との質問もあった。