大泉洋&宮崎あおい ドラマ「あにいもうと」不発のなぜ?
名作をリメークして注目だったTBS系ドラマ「あにいもうと」。兄と妹の複雑な愛情を描く室生犀星の同名小説で何度も映像化。1972年には渥美清と倍賞千恵子でドラマに、76年には草刈正雄と秋吉久美子で映画化された。
TBSはこの名作を大泉洋、宮崎あおいでSPドラマに。脚本が山田洋次、プロデュースが石井ふく子という豪華コンビだけに、ヒットも期待されたのだが、関東地区の視聴率は10・5%と伸び悩んだ。
「TBSでは番宣もやったし、岡田准一と結婚して妊娠を発表した宮崎の久々のドラマ出演という話題性もあったので、15%くらいは見込んでいました。宮崎のちょっと忘れられた感が影響したかもしれません」(ドラマウオッチャー)
人情ドラマが今の時代に受け入れられなかったという気も……。