「コード・ブルー」好調も…山下智久が降板寸前だった裏側
ほかの研修医についてもジャニーズの若手を使うことが条件に含まれていたようだ。しかし、フジはこの要求を突っぱねたという。
「どうしても山下を使いたいというより、新垣結衣を降板させるわけにはいかないというのがフジの本音でした。そもそも『コード・ブルー』はガッキーの出世作であり、その前年の『逃げ恥』で再ブレーク。ガッキー頼みの『3rd』と言っても過言ではありませんでしたからね」(前出の芸能事務所関係者)
最終的に、ジャニーズ側が折れる形で、山下の同ドラマ主演が決まる。とはいえ、もし、これが失敗していたら、山下の立場はますます危うくなっていたに違いない。
「2年前に放送されたTBS系の連ドラ『せいせいするほど、愛してる』は、滝沢秀明ではなく山下が主演する予定でした。しかし、山下は同時期に中国映画『解碼遊戯』の撮影が入ったため、ドラマのオファーを断ったのです。映画の出演を勧めたのは、稲垣吾郎たちと一緒にジャニーズを退所したSMAPの育ての親である飯島三智氏でした。どちらに出演するか決断を迫られた山下は中国映画を選択。この決断に事務所は激怒しました。さらに、中国映画は完成はしたものの、日本での公開は未定。このままだと日本公開が見送られる可能性すらあります。山下の事務所内での立場は今も深刻な状態といえます」(前出の芸能事務所関係者)