4人コーラス「サーカス」 叶正子&ありささんの酒の思い出

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■休みの日はドンチャン騒ぎ

正子 もうドンチャン騒ぎ。たまの休みに別々に過ごせばいいのに、「今日は広島のお好み焼き大会をやろう」とかって集まったり。

ありさ お酒って楽しいものなんだって子供のころから思っていました。

正子 みんな陽気なお酒です。父は酔うと、よく大声で「憧れのハワイ航路」とか軍歌とか歌っていました。サーカスの原点は父が我流で覚えたピアノを弾き、母が私たちに歌いながらハーモニーを教えてくれたこと。両親とも専門的に学んだわけじゃないけど、「フニクリ・フニクラ」とかシューベルトの「野ばら」はドイツ語で。母がカタカナを振って覚えさせてくれました。

ありさ 夜遅くおじいちゃんが同僚を連れて帰ってくると、もう寝てる子供たちを起こして酔っぱらった人の前で歌わせてたらしい(笑い)。

正子 母は私たちのコーラスをお客さんに聞かせたかったんですよね。

ありさ おじいちゃんが03年に80歳で亡くなった時はすごく悲しくて寂しくて、その時、初めて二日酔いになりました。おじいちゃんがお酒好きだったからすごく飲みたくなって、人恋しくて、ちょうど同窓会があったので……。当時、20歳で飲み方もわかってなかったんですよね。洋服屋さんで働いてたので翌日、お店に行こうとしたのに駅のトイレから出られなくなっちゃって、5、6時間粘ったのに、結局その日はお店に出られませんでした(笑い)。

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