「家売るオンナ」好発進…北川景子は“日テレの米倉涼子”か
日テレドラマ復調? 9日にスタートした北川景子主演「家売るオンナの逆襲」(水曜夜10時)が12・7%と好発進(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。日本テレビと言えば、昨年のGP帯連ドラ12作の全話平均視聴率がすべて1ケタという“全滅状態”だったが、いよいよ息を吹き返してきたか。
「看板枠である水曜10時で、これ以上の“連敗”は許されない。そんな中での12%台発進は、上々の出来です。視聴率が発表された10日の局内は安堵(あんど)の空気にあふれていました」(日テレ関係者)
低迷と言われるフジテレビ“月9”が、昨年7月クールの「絶対零度」と、10月クールの「SUITS/スーツ」で連続2ケタを確保し、いろいろ騒がれた今期の「トレース~科捜研の男~」も7日初回が12・3%。フジが必死の態勢で視聴率を回復しつつあるだけに、日テレが胸をなで下ろすのも納得だ。
「家売るオンナ」の第1シーズン(16年7月クール)は平均11・3%と目立った数字ではないものの、最終回で13・0%、翌年に放送されたスペシャル版も13・0%と手堅い人気がある。それだけに、今期の第2シーズンは放送前からネット上での期待値も高かった。