IT専門家も太鼓判 北川景子主演"スマホ恐怖映画"のリアル
「じわじわ怖い」ともっぱらだ。今月2日に公開、13日には都内で大ヒット記念舞台あいさつが行われた北川景子(32)主演の映画「スマホを落としただけなのに」。田中圭(34)演じる会社員がうっかりスマホを落としたことで個人情報を盗まれ、恋人(北川)もろとも窮地に……とんでもない犯罪に巻き込まれていくミステリーだ。
ITセキュリティー専門家の守屋英一氏も、映画について「現実的で、あり得る手口ばかり」と指摘する。
落としたスマホから勤務先の情報を暴かれ、恋人との赤裸々な写真も、のぞかれる。クレジットカードの暗証番号を盗まれ、数十万円の被害に。ソーシャルメディアのなりすましで濡れ衣を着せられ、会社の人間関係にまでヒビが。さらに、浮気相手とのベッド写真がバラまかれ……自分だったらと背筋が凍る。
「映画で印象的だったのは、ソーシャルメディアを悪用され、情報収集されていたこと。セキュリティーの甘さゆえのリスクが存分に描かれています」(守屋英一氏)
“プロ”が見ても納得というわけで、当然ながら他人事じゃない。