初期食道がんで手術 野口五郎が守り続ける“新ご三家”の灯
■まだまだ消せない「新ご三家」の灯
ことし5月1日には4年ぶりのニューシングルを発売。「プレ50周年のデビュー日でもあり、新年号に変わる記念すべき日。アニバーサルなシングルです!」とスタッフがツイッターで書いている。来年の50周年へ向けて、いろいろ企画しているのではないか。芸能関係者がこう話す。
「現在出演中のTBS系ドラマ『メゾン・ド・ポリス』が、久々と言っちゃあなんですけど、良い仕事なんです。撮影の合間を縫って極秘入院して手術を受けたということは、このドラマを降板したくないという強い意志もあったように見えます。がんが初期ということも奏功し、手術前と何ら遜色ないようで、ご本人もスタッフも胸をなでおろしていると思いますよ」
1970年代から第一線を走り続けているベテランには、こんなエピソードも。
「銀座の博品館劇場だったか、彼が座長公演をやって、打ち上げの2次会か3次会のあと、ささっとタクシーに乗って帰っちゃったことがあるんです。業界の常識では、座長が飲み代を持つものなのですが、いつもスタッフやマネジャーがついているから自分でお金を払ったりしたことがあまりないのでしょうね。お殿様というか、さすが大物だと話題になりました。決して問題になったわけではありませんけど、おヒョイさん(故・藤村俊二)が笑って、代わりに飲み代を出してあげたそうです」(前出の芸能関係者)
50周年は通過点。新ご三家の灯はまだまだ消すわけにはいかないのである。