西城秀樹との追憶の日々…フォーリーブス江木俊夫が語る
今月16日に急性心不全のため63歳で亡くなった歌手の西城秀樹さんの葬儀・告別式が26日、青山葬儀所(東京・港区)で営まれた。葬儀では「新ご三家」として一時代を築いた盟友の野口五郎(62)が代表して弔辞を読み、「ヒデキ!」コールが響き渡る会場にはファン約1万人が献花に訪れて昭和の大スターを偲んだ。
故人と親交の厚かったフォーリーブスの江木俊夫氏がこう思い出を語る。
◇ ◇ ◇
“今度デビューする西城秀樹です”という元気な声で僕らフォーリーブスの楽屋に挨拶に来た時のことを昨日のことのように思い出します。広島からやってきたヒデキはスタイルは抜群ですが人柄は朴訥。酒は強かったし、とにかく歌がうまかった。
しばらくは会う機会はなかったのですが、再び交流が始まったのはヒデキが2度目の脳梗塞を発症したあと。“同窓会コンサート”に参加してくれてからのことです。僕ら往年の歌手がステージに立つ企画で、ヒデキとは同じバスに乗って地方を巡ったものです。