水谷豊が3役の話題作にW主演 中山麻聖・石田法嗣を直撃
GW明け、5月10日に映画「轢き逃げ―最高の最悪な日―」が公開される。オーディションで選ばれた中山麻聖(30)と石田法嗣(29)のダブル主演。水谷豊が監督・脚本・出演の“3役”をこなす話題作である。中山と石田に話を聞いた。
物語は轢き逃げで人生が暗転する姿と、意外な結末に至る人間模様を描いている。
宗方秀一(中山)は大企業の副社長令嬢との披露宴を3日後に控えていた。秀一は式の司会を担当する学生時代からの親友でもある同僚の森田輝(石田)を車に乗せ、婚約者の早苗が待つホテルに、式の打ち合わせのために向かうが、その途中、時山光央(水谷)・千鶴子(檀ふみ)の一人娘を轢き逃げ、娘は亡くなってしまう。秀一と輝は犯人とわかり、いつ逮捕されるのか怯えながら披露宴当日を迎えるのであった。
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中山 水谷さんとは初めてお会いして挨拶させていただきました。これまで何本も映画には出演していますが、水谷監督が他の監督と異なるのは先に一度、演じてくださることです。こういうふうにやってと、肩に手を置いて優しく演出をつけてくれるんです。