香取慎吾に救いの手 公取委注意で分かった萩本欽一の偉大さ

公開日: 更新日:

 すると、萩本は「年を取ったから『仮装』を誰かにあげたいと思う。俺降ろして、慎吾にしてくれないかって(スタッフに)お願いしたんですよ」と明かした。

 その12日後、日本テレビは定例記者会見で香取の続投を発表した。

 因果関係は分からないが、事実を記せばこのような経過が存在した。

■“視聴率100%男”欽ちゃんの功績を振り返ると…

 テレビ史を振り返ると、萩本の功績は燦然(さんぜん)と輝いている。

 1960年代後半、坂上二郎との「コント55号」で舞台上を動き回り、躍動感のあるコントで爆笑の渦を巻き起こした。当時、テレビカメラは固定されたままだったが、飛び回る2人を撮るため、右に左に動くようになったと言われている。

 1976年には「欽ちゃんのどこまでやるの!?」(テレビ朝日系)という冠番組を始め、“夜9時台はドラマや音楽番組”というテレビ界の常識を覆し、バラエティーの地位を向上させていった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 2

    小芝風花は大河「べらぼう」とBS時代劇「金と銀2」“NHK掛け持ちW主演”で大丈夫なの?

  3. 3

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  4. 4

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  5. 5

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  1. 6

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 7

    吉沢亮のアサヒビールだけじゃない!業界別CM「絶対NG」のタレントたち…ケンカ、運転事故、不倫はご法度

  3. 8

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 9

    【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」

  5. 10

    確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値