香取慎吾に救いの手 公取委注意で分かった萩本欽一の偉大さ

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 81年、「欽ドン!良い子悪い子普通の子」(フジテレビ系)から生まれた「イモ欽トリオ」のデビューシングル「ハイスクールララバイ」はミリオンセラーを記録。番組発のユニットを作ってヒット曲を生み出すというスタイルを発明した。

 83年頃には「欽ドン!」「欽どこ」「週刊欽曜日」という1週間の冠番組の合計から“視聴率100%男”の異名を取り、改編期や年末には局をまたいで3つの番組が集結する欽ちゃん特番が持ち回りで放送されていた。これらの番組では素人同然の若手を起用し、成長していく過程を見せた。

 現在のテレビ界でも使われるさまざまな手法を編み出した“ミスター・テレビジョン”の意向だからこそ、「仮装大賞」の香取慎吾司会が継続したと考えても違和感はない。

■香取慎吾に惚れ込んだ萩本欽一

 なぜ、萩本は香取に「『仮装』をあげたい」というほど惚れ込んでいたのか。

 1994年10月開始の「よ!大将みっけ」(フジテレビ系)でレギュラーに抜擢した頃、当時54歳の萩本は17歳の香取をこう評していた。

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