共演者同士は対等だから…俳優業界は“割り勘ルール”が普通
先週放送されました「人生イロイロ超会議SP」(TBS系)内で、中島裕翔くんと食事に行って割り勘したエピソードをまたもや披露し、いよいよ中島くん頼りな“エピソード枯渇”オジサン、小手伸也です(私をゴハンに連れてって)。
で、その中島くんと割り勘部分が早速ネットニュースになったりして話題になったようですが、実は割り勘ルールは俳優業界においては割と普通のことだったりします(芸人さんは必ず先輩がおごるみたいですが)。酒席の中で誰が見ても最年長であるとか、主演(座長)であるとかの明確な判断基準があり、かつ「ここは自分が」という当人の宣言がない限り、僕らはまず割り勘をしようと財布を出すものなんです。
当然、僕らの世界にも年功序列はありますし、先輩後輩の常識はあります。しかし、その上で食事に行くような関係性においては、ことさら上下を意識しないといいますか、基本的に「共演者同士」という表現を共にする「仲間」であり、キャリアや年齢によって芝居に遠慮や忖度などできない(してはいけない)意味で「対等」なんですね。なので、おごるおごられるで上下が分かれるよりは割り勘にした方がお互いにとって健全なわけです。