竹原はドラマや映画との関係も深いのです
古民家が並ぶ「安芸の小京都」竹原は、ドラマや映画との関係も深いのです。
「たけはら町並み保存地区」の中心、本町通りを進むとNHK連続テレビ小説「マッサン」でお馴染みの竹鶴酒造(竹原市本町3-10-29)があります。竹鶴政孝が生まれ育った場所。近くには政孝とリタの銅像もあり、放送時には大勢のファンが訪れたそうです。
さらに奥の路地を右に行くと西方寺(竹原市本町3-10-44)への長い階段があります。1983年の映画「時をかける少女」で原田知世さん演じる主人公が駆け下りてくるシーンのあの階段です。と言っても、リアルタイムで見てはいませんが、2006年のアニメ版の時には合唱で主題歌を歌った覚えがあります。ロケの日は雨だったので、駆け下りずにのんびり下りました(笑い)。
西方寺にある普明閣は、京都の清水寺を模して建てられ、舞台からは竹原の古い町並みが一望できます。ぜひ、頑張って上ってみてくださいね。
本通りを奥まで行くと商売繁盛の神様を祭った胡堂があります。映画では地震で屋根の瓦が落ちてくるシーンでお馴染みの場所です。なんとT字路の真ん中に建てられています。交通の邪魔になってでも竹原の繁栄を願って、江戸時代に建てられたそうです。この胡堂には手裏剣の形をした格子があり、航空会社のCMでも使われました。