広島県 三原市編 #3
JR三原駅を出てすぐに三原城跡があります。三原城は、1567年に小早川隆景によって築かれました。三原湾に浮かぶ島々を石垣でつないだ水軍の拠点です。
満潮時には海に浮かんでいるように見えたことから別名「浮城」とも呼ばれたそうです。国際関係の緊張によって広島までの鉄道建設が急がれて、1894年に鉄道を通すために城の一部が解体され、石垣の上に三原駅が建設されました。450年前の石垣と、近代化の象徴ともいえる新幹線が共存するという“日本一駅近の城”ならではのアンバランスな景観が魅力です。