菊池桃子は“育ての親”と決別…芸能界独立ラッシュの裏事情

公開日: 更新日:

「一部の出馬報道に関しましては、これまでも繰り返し否定して参りましたが、100%ございません」。長く所属していた事務所を辞め、このほど新事務所設立を発表したタレントの菊池桃子(52)はそうSNSでコメント、政界への転身説を打ち消した。

「人生の後半戦を、自身の個性と向き合うため真摯に頑張りたいと自身を鼓舞しております」としているが、スポーツ紙芸能デスクはこう言う。

「この独立劇によって菊池さんは芸能界の育ての親というか、長く後ろ盾になっていた女社長と結果的に袂を分かった。背景には、昨秋に結婚した経産官僚の存在が見え隠れしているようです。夫と女社長との間で板挟みのような感じになっていたという話も取りざたされています」

 前所属事務所とは今月20日に契約期間が満了。「温かく送り出していただきました」と菊池は説明するが、菊池、手越のみならず、このところ芸能界は退社・独立ラッシュが続いている。それも大手芸能プロから、中居正広有森也実米倉涼子柴咲コウ小雪栗山千明ブルゾンちえみら、キャリア、知名度ともトップクラスの売れっ子やベテランが目立つ。

「潮目の変わり目とされるのが、昨秋の公取委。芸能プロを辞めたタレントが独立後、しばらく仕事を干されたりする業界の掟について、独禁法違反にあたるとし、悪質な場合は行政処分に踏み切ると表明したんです。この注意喚起を受けて、以前ほど、タレントが独立することに躊躇しなくなったといわれています」と前出の芸能デスクは続けた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇