たむけん 吉本とエージェント契約も完全独立を促された?
「たむらのレギュラー番組は出演者の大半が吉本芸人。事務所の営業努力で獲得した仕事がほとんどです。それとダウンタウンの松本人志にかわいがられているという保険もあった。松本に気に入られている限り、仕事がなくならないと考えて吉本と強気の交渉をしたんでしょう」(スポーツ紙記者)
実は、たむらはその恩人である松本を裏切ったこともある。
「過去の話ですが、あれは松本さんの映画『R100』の情報解禁日のことでした。その日は予告編なども解禁され、スポーツ紙やワイドショーは松本さんの新作映画一色でした。たむらはそこに元妻との離婚を親しいスポーツ紙に自らリークしてぶつけたのです。松本さんの映画はマスコミや世間の注目が大きいので、そのどさくさに紛れさせれば自分の離婚報道の扱いが小さくなると考えたのでしょう。たむらは焼き肉店を経営していますが、もともとは妻の実家が経営していた店です。“店の権利をもらっておいて妻を捨てた男”というレッテルを貼られることは避けたかったのでしょう。そこで日頃お世話になっている松本さんの不利益になることを百も承知で保身に走ったんです。それだけではありません。その当日、たむらは松本さんに電話して『最悪のタイミングで離婚をすっぱ抜かれちゃいました。ほんますみません』とスポーツ紙が勝手にスクープしたかのように言い訳したのです。おかげで『R100』は興行的に振るいませんでした。もちろん、すべてがたむらのせいではありませんでしたけどね」(前出の吉本関係者)