みな実の“夫”もこなす ずん飯尾人気は癒やしのすんなり感
どんな美女の“夫”となって隣に並んでいても、すんなりと受け入れてしまえるから不思議だ。お笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹(51)。
現在放送中の明治「TANPACT」のCMでは、田中みな実(33)の夫役という設定だし、2018年放送の連ドラ「獣になれない私たち」(日本テレビ系)では、菊地凛子(39)の夫役を演じていたことも記憶に新しい。そういえば、同じ年の石原さとみ(33)主演のドラマ「アンナチュラル」にも臨床検査技師役で出ていた。
「けもなれ」の劇中では、夫のキャラクターについては語られるものの、本人はなかなか登場しなかった。そのためネット上では〈菊地凛子の夫役は誰なのか?〉などと予測する人も少なくなかったのだが、中盤でいきなり登場したのが飯尾だった。
「想像していた俳優さんの誰とも違う、意表をついたキャスティングでびっくり。それでもいつの間にかすんなり菊地さんの夫としてドラマに馴染んでいましたよね」と、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏が、こう続ける。
「TANPACTのCMもそうじゃないですか? 初めて見た時は『みな実さんの夫が飯尾さん!?』と一瞬戸惑ったものの、今では『円満夫婦っぽくってお似合いだな』とほのぼのとした気持ちで見ちゃうんですよね。正直『けもなれ』でも『アンナチュラル』でも、すごく演技が上手だなとは思わなかったんです。それなのになぜかどのドラマの中にいても、なんの違和感もない。現在放送中の連ドラ『私の家政夫ナギサさん』にも出演されていますが、作り込みすぎてない自然体の演技が、飯尾さんの味なのかなと思います」