米倉涼子は独立から半年 次回作が決まらない「2つの理由」
「驚きました。いまだ新たなドラマの企画は何も決まっていないようですね。緊急課題はイメチェンとギャラの値下げかと思います」
驚きの表情を浮かべながら証言するのは民放キー局で数々のヒットドラマを手掛けたプロデューサー。話題の主は今年3月に27年間所属したオスカープロモーションから独立し、個人事務所「Desafio(デサフィオ)」を立ち上げた女優の米倉涼子(45)。いざ独立をしてみたものの、なかなか新たな仕事が決まらないという。その理由は2つあると言う。
「良くも悪くもついて回るのはドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の大門未知子。常に視聴率20%超えを達成する大人気ドラマだったことがあだになっているんです。インパクトが強過ぎて他のキャラクターがはまらない」(前出のプロデューサー)
もう1つは1本500万円超えともいわれるドラマ出演料。一時は“女優界のクイーン”などと称されたものの、現在は皮肉にもこのギャラの高さが自らの首を絞めているという。
「テレ朝が当時、所属していたオスカーから言われるがままに1本500万円のギャラを払っていたのは、『ドクターX』が通常のオンエア回で毎回、高視聴率だったことに対する感謝と慰労の意味からです。もちろん、これはテレ朝限定の話ですよ。ところが、事情を知らない米倉は、この金額が適正価格だと信じ込んできたんです」(テレビ局関係者)