山Pは処分に不服だが…ジャニーズが考える真の山下智久評
そして、こう続けた。
「はっきり言って、今のジャニーズが絶対に居てほしいのはキンプリ(King&Prince)と嵐のメンバーだけ。キンプリは2018年の初のコンサートツアーで26万人、翌年の2回目で34万人を動員。グッズなど関連商品を合わせるとツアー1回で莫大な売り上げがあります。2020年いっぱいで活動休止する嵐も、休止までの2年間で約3249億円超の経済効果があると試算されていましたよね。儲かるとは、そういうことです。ジャニーズ商売の主軸はあくまでグループであり、その公演なのです」
■手越祐也の二の舞いも
NEWSというグループからソロになり、俳優になった山Pはサラリーマンでいえば“窓際”とまではいかないまでも出世コースではなく、退職願を出せば「そうですか」と受理される立場だというのだ。ジャニーズに詳しい芸能記者からはこんな証言も。
「ジャニーズは面倒見が良いからタレントとして人気がなくなった者でも見捨てたりはしていません。なんとか仕事をつくる。ニッキ(少年隊の錦織一清)は舞台演出になって55歳の今も頑張っているし、解散したアイドルグループの元メンバーでマネジャーになった者もいます」
その山下はここ数年、500万人いるSNSのフォロワーを背景に、「いつだって辞めてやる」と強気の発言をしていたというが、「どうぞご自由に」がジャニーズの本音。
人気を過信して建前上の慰留を本気にしたら、あっという間に手越祐也の二の舞いだ。