高知東生が執行猶予明け 芸能界復帰に意欲も問われる覚悟
さらに自身の復帰の話もほのめかしていたのだが、さる芸能関係者はこう話す。
「高知さんは執行猶予明けを待ち、今回の啓発動画を足掛かりに、復帰する気マンマンのようです」
■芸能人は“半公人”
しかしながら、復帰は容易なことではないというのは、芸能文化評論家の肥留間正明氏だ。
「芸能人とて生きる権利はあります。しかし罪を償えば、それで一件落着、みそぎは終わり復帰できるかといえば話はそう単純ではない。一般の会社員なら、薬物事件を起こせば、二度と同じ会社に戻れなくなり、同じ業界にさえいられなくなることは多いでしょう。芸能人は“半公人”ですから、犯してしまった罪の社会的影響は絶大なのです。特に地上波やCMなどはまず難しい。彼が本気で復帰を望むなら、迷惑をかけてしまった関係者にどれだけ誠意を見せ続けられるか、その覚悟が問われます」
薬物依存は治療が必要な病気。それから立ち直ろうとする人を支援することに異存はない。だからといって、すぐに復帰できるほど芸能界も甘くはないはずだが。