菅田将暉「コントが始まる」は令和版・ふぞろいの林檎たち

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 17日にスタートした菅田将暉(28)主演の連ドラ「コントが始まる」(日本テレビ系土曜夜10時)。売れない芸人トリオと、彼らがネタ作りに集まるファミレスの店員とその妹の5人の若者を描く群像劇だ。

「今年の大ヒット映画『花束みたいな恋をした』で菅田の恋人役を演じた有村架純に、神木隆之介仲野太賀という“93年組”の実力派が顔を揃え、有村の妹役には注目株の古川琴音というキャスティング。脚本は同枠2019年の『俺の話は長い』で第38回向田邦子賞を受賞した金子茂樹。エンタメ系のサイトではかなり注目度が高かっただけに、初回の世帯視聴率8%台はちょっと物足りないですね」(広告代理店関係者)

 しかし、ネット上では〈菅田、神木、仲野の演技がうまくて引き込まれた〉〈酔っぱらいの有村架純ちゃんが最高にかわいかった〉〈冒頭のコントを最後に回収するスタイルがよくできている〉〈刑事ものやラブコメに食傷気味な中で新鮮!〉など、好意的な意見が目立つ。人気脚本家の野木亜紀子氏もツイッターで〈見逃した人は是非!〉と絶賛した。

「ラブコメでも事件ものでもない、若い男女5人の群像劇。それが今の50代、60代のテレビ好きには支持されると思いますね」

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