AKB48柏木由紀の難病公表でみる 芸能界の遅すぎるQOL意識
AKB48の柏木由紀(29)が5日、インスタグラムで自身の「脊髄空洞症」に関する病状報告を発信した。柏木は3日放送の「主治医が見つかる診療所スペシャル」(テレビ東京系)で初めて人間ドックを受診し、10万人に1人の割合で発症するという国指定の難病「脊髄空洞症」だったことがわかり、公表に至った。
柏木は1年前から手にしびれを感じていたというが、現在は「少し首が痛いです。薬の副作用でとんでもない眠気と毎日闘ってます。手のしびれは変わらず」と病状を語った。
先月26日には深田恭子(38)が適応障害で活動休止を発表。同31日には、昨年末から休養中のLittle Glee Monsterの芹奈(23)が双極性障害とADHDを公表。ジャニーズ事務所でもSexy Zoneのマリウス葉(21)が昨年12月から体調不良で休養中。3月末で事務所を退所した元King&Princeの岩橋玄樹(24)もパニック障害を公表し、休養していた。みな、ドラマで人気、紅白出場歴があるなど“国民的”アーティストばかりである。
■隠す時代から公表して共感する時代に