上田晋也がコロナ感染…五輪キャスター+レギュラー7本の日テレに大激震!

公開日: 更新日:

 汐留に激震が走った。

 お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也(51)が新型コロナウイルスに感染したことが24日、所属事務所の公式サイトで発表された。上田は、同日午前に発熱。都内の医療機関でPCR検査を受けたところ、陽性と診断された。現在、微熱と喉の痛みはあるものの、体調は安定しているという。

東京五輪スペシャルサポーター

 上田は、日本テレビの東京五輪中継で“キャプテン”明石家さんま(66)、“スペシャルキャスター”有働由美子(52)らとともに、“スペシャルサポーター”として、キャスターを務める予定だった。同局のスポーツ情報番組「Going! Sports&News」のMCもすでに12年務めており、12年のロンドン五輪から、5大会連続で五輪の現地取材も担当。まさに日テレの“スポーツの顔”だった。

 同局は医師などの判断に従い、許可が出るまでは出演を見合わせるとしており、濃厚接触者はいないという。上田の抜けた穴について日テレは「代役は立てない方針です。他のキャスターやアナウンサーが対応します」(広報担当)と回答。しかし、開会式翌日のコロナ発症に別の日テレ関係者は動揺を隠せない。

「最悪のタイミングです。他の出演者に感染が及んでいないか衝撃が走りました。もともと出演者やスタッフは、週に2回のPCR検査を義務付けられているので、陽性だったら、即座に発見できるはずですが……」

 上田の日テレの出演は五輪キャスターにとどまらない。「おしゃれイズム」「しゃべくり007」「世界一受けたい授業」など、コンビ(くりぃむしちゅー)での出演も含め、レギュラーは7本(BS含む)。これは他局と比べても最多。つまり上田の感染で最も打撃を受けるのは日テレなのである。超のつく売れっ子だけに、影響は計り知れない。

芸能界にも「第5波」が襲来中

 一方、「第5波」の襲来が鮮明になる中、感染力の強いデルタ株の影響か、芸能界では、またもコロナ感染が目立ってきており、ここのところ、連日報道されている。

 今月11日には、俳優の仲野太賀(28)の感染を所属事務所が発表。15日には、1回目のワクチン接種を終えていたお笑いトリオ「安田大サーカス」の団長安田(47)の感染を所属事務所が発表。メンバーのクロちゃん(44)も18日に陽性が判明し、現在も自宅療養中だ。

 20日には俳優の田中圭(37)の感染を所属事務所が発表。21日にはテレビ朝日斎藤ちはるアナ(24)の感染をレギュラー出演する「羽鳥慎一モーニングショー」が公表。23日には、お笑い芸人、トータルテンボス・大村朋宏(46)の感染を吉本興業が発表した。

 また同日には、現在、ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日テレ系)に出演中の女優の永野芽郁(21)の感染を所属事務所が発表。今後の放送については検討中という。さらに25日には、体調不良のためコンサートを欠席していたアイドルグループ、アンジュルムの伊勢鈴蘭(17)の陽性が判明した。

「テレビ局をはじめとした芸能界も、もちろん感染対策はしているが、関係者で陽性が出るなど、感染が増えているのを肌で感じる」(芸能プロ関係者)

 27日の東京都の陽性者数は過去最多の2848人。五輪開幕で「第5波」の脅威が増すことは確実だが、コロナ禍は芸能界でもますます猛威を振るいそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  3. 3

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  4. 4

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 5

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  3. 8

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  4. 9

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  5. 10

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ