安住紳一郎アナ投入でトップ奪取を狙うTBS 標的はNHK「おはよう日本」の桑子真帆アナ
朝のワイドショー戦争の主戦場は、かつては午前8時台だったが、いまは6時台に移った。10月1日からTBSが安住紳一郎の新番組「THE TIME,」で殴り込むのも、狙いは万年最下位からの脱出などではなく、ずばりトップ奪取だ。
目下の世帯視聴率で見ると、民放は「グッド!モーニング」(テレビ朝日系)と「めざましテレビ」(フジテレビ系)がトップ争い、「ZIP!」(日本テレビ系)がそれに続き、「あさチャン!」(TBS系)は1周遅れという状況である。
■TBS敗北の要因は「あさチャン!」
「なぜ6時台が激戦になったかというと、その時間帯の視聴率がそのまま8時台に引っ張られていくからなんです。8時台の世帯視聴率で『羽鳥慎一モーニングショー』(テレ朝系)は1強ですが、これは『グッド!』が上り調子なのも大きい。また、エンタメ色の強い『ZIP!』は学生に支持されていて、それがそのまま『スッキリ』(日テレ系)の個人視聴率トップにつながっています。逆に言えば、TBSの8時台が何をやってもボロ負けなのは、『あさチャン!』がダメだからということになります」(広告代理店ワイドショー担当)