“冒険者”上白石萌歌はセリフの背後に音楽的表現を感じさせる「東宝シンデレラ」グランプリ
上白石萌歌(21)「ソロモンの偽証」WOWOW
綾瀬はるかと共演した「義母と娘のブルース」(TBS系・2018年)、水泳五輪金メダリストの前畑秀子役を演じたNHK大河ドラマ「いだてん」(2019年)などのドラマで活躍してきた上白石萌歌が、10月3日にスタートした連ドラ「ソロモンの偽証」(WOWOW)で主演している。
原作は宮部みゆきの小説で、2015年の映画版で主演した当時新人の藤野涼子は役名をそのまま芸名にした(NHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演中)。
今回のドラマはWOWOW開局30周年記念番組として制作され、原作では公立中学校が舞台となっていたのを現代の私立高校に置き換えたので、雰囲気が少し大人っぽい。
2000年2月28日生まれ、鹿児島県出身の上白石萌歌は、小学校5年生のときに「東宝シンデレラ」でグランプリに輝き、芸能界入り。最近では「adieu」という名義で歌手活動にも力を入れ、「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)などの音楽番組でも抜群の歌唱力を披露している。
次期NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」でヒロインのひとりを演じる実姉の上白石萌音とふたりとも名前に「音」「歌」の文字が入っているように、幼少期から音楽が身近にある環境に育った姉妹だが、音楽活動は上白石萌歌にとって演技にも少なからずプラスの影響を与えているようだ。