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SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

木下優樹菜の動画第2弾は再生数激減…コミュニケーションの専門家が「世間の拒否反応」を分析

公開日: 更新日:

 昨年7月に芸能界から引退した木下優樹菜(33)が10月28日、YouTubeチャンネルを開設し、タピオカ店経営者との訴訟問題について謝罪した。だが、芸能活動の復帰への意欲を見せたことも相まってか、高評価が1.2万に対し低評価は13万と、世間からの支持は得られなかった。

 黒髪にし、白いシャツを身にまとい、時には涙を見せながら、というのが昨今の謝罪動画のテンプレートとなりつつあり、木下の謝罪動画もそれにのっとった形となったが、YouTubeのコメント欄には、<こんなにも心に響かない謝罪は初めてです><普通にインスタのストーリーにあげてるし、2年間経って今謝ってるって言うの笑えてくる><自分から芸能人辞めて2年間も好き勝手にやってたのに、泣きながら皆さんを笑顔にする事がしたいですとか虫が良すぎる>と、辛辣な意見が並んでいる。

 どうしてここまで木下に対する拒絶反応が起きたのか。コミュニケーション研究家の藤田尚弓氏に話を聞いた。

■表面的な謝罪にしか見えない


「木下さんの謝罪動画に対する拒否反応が出た理由としては、以下の2点があげられると思います。まず『表面的な謝罪に見えてしまった』という点。私たちは謝罪が心からのものなのか、表面的なものなのかを、無意識のうちにチェックしています。騒動後すぐに謝罪をしなかったことや、木下さんのこの2年間の印象などから、表面的な謝罪と感じた方は多いのではないかと推測しました。2つ目は、『謝罪と復帰の両方に言及した』という点です。謝罪動画であれば、内容は謝罪だけに留め、復帰の話はまた別の機会にするべきだったかと思います。元TOKIO山口達也さんも謝罪会見で復帰したい意思を表現してしまい、メンバーからも厳しく言及されたことがありました」

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