眞子さんの結婚は「国民」の気持ちに反していたのか? 皇室ジャーナリストの発言に違和感
逆から言えば、小室さんのように、トラブルを早期に解決できない人と、眞子さんは〈結婚してほしくなかった〉というのが「国民の気持ち」であるということになる。すでに結婚した小室夫妻を否定するようなコメントであった。
各種世論調査では、お二人の結婚を祝福する人の方が、しない人を上回っている。ところが、近重氏は、あたかも全国民が、この結婚に反対しているかのような述べようである。小室さん、眞子さんの決断を祝福している人は少なくないのに、国民なるキーワードを持ち出して一般化するのは、果たしてフェアな批評なのか。
近重氏は、同じ日(11月15日)のフジテレビ「バイキングMORE」にも出演し、結婚前の解決がならなかったことについて、次の主張をした。
「入籍したあとにですね、こういう形で急遽、ギリギリとなりましたけれども、金銭を全額支払いますという形で合意されたことは、もしかしたら(略)400万円には、眞子さまのお気持ち(フリップボードには「眞子さんからの援助」)が入っているんじゃないかってことを、国民が感じても仕方がないなって、そういうふうに思いました」