反町隆史が令和になっても貫く“主演俳優”のプライド 「相棒」辞めてGTO超えの代表作を…!
反町は4月9日から配信・放送が始まるWOWOWドラマ「今どきの若いモンは」で主演を務める。演じるのは表題の言葉が口癖の商社マン・石沢一役。撮影は昨年6月に行われ、すでに終了しているが、今後、シリーズ化の予定もあるという。
反町は、20日の完成報告会見で、「(放送中の)『相棒』をやりながらだったので、監督から演技のご指導をいただきながら、皆さんと楽しんで取り組めた。主人公の過程が描かれ、俳優としても演じて楽しかった」と語っている。
■吉凶どちらに転ぶか
反町は最近も2019年に「リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~」(テレビ東京系)、15年に「限界集落株式会社」(NHK総合)で主演しているが、90年代に主演を務めた「GTO」(関テレ、フジテレビ系)のようなインパクトのある代表作からは遠ざかっていた。
「反町さんが水谷さんとテレビ朝日、ファンに惜しまれながらも『相棒』の卒業を決めたのは、まだ役者として脂が乗り切っているうちに代表作に取り組みたかったからだといいます。主演にこだわらず、さまざまな役に挑みながらバイプレーヤーとして息長く俳優を続ける道もありましたが、反町さんはあくまで主演にこだわった。50代になってからも主演ができるということをどうしても証明したかったのでしょう。平成を代表する主演俳優のひとりとして、意地とプライドを貫き通す彼らしい決断だと思います」(芸能ライター・弘世一紀氏)
この決断は吉と出るのか凶と出るのか。反町の俳優人生がかかっているのは言うまでもない。