長澤まさみは瀕死の“女子アナ王国”フジテレビを救う「楊端和」となるのか?
長澤まさみ(35)が、10月スタートのカンテレ・フジテレビ系の新ドラマ「エルピス─希望、あるいは災い─」で、4年半ぶりに地上波ドラマで主演するというので話題になっている。
長澤が演じるのは“スキャンダルによってエースから転落したアナウンサー”役。真栄田郷敦(22)演じるうだつの上がらない若手ディレクターと、鈴木亮平(39)演じる報道局のエース記者とともに、連続殺人事件の冤罪疑惑を追う社会派エンターテインメントという触れ込みだ。長澤は、「登場人物それぞれの息づかいを感じて、自分を重ね合わせて見てもらいたい」と意気込んでいるが、気になるのはその役どころ。
長澤演じる浅川恵那アナは、抜群の容姿と好感度の高さから、入社当初は“10年に一人の逸材”ともてはやされ、ゴールデンタイムのニュース番組のサブキャスターに抜擢。しかし、激務のなか疲弊していき、人気に陰りが見え始めたところで週刊誌に「路上キス写真」を撮影され番組を降板。社内や視聴者からは落ちぶれたと揶揄され、現在は“制作者の墓場”といわれる深夜番組「フライデーボンボン」のコーナーMCに飛ばされているという設定だ。女子アナ評論家の松本京也氏はこう話す。