木村花さんの母・恭子さんがフジと番組制作会社を提訴…そうする以外はない
「花がどうして亡くなったのか、フジ側が自らきちんとした検証をしていたら訴訟は起こさずに済んだ。悲劇が繰り返されないよう、訴訟を通じてテレビの責任を明らかにしたい」(木村響子・NPO法人Remember HANA代表)
これは12月16日の会見での、木村響子さんの言葉(東京新聞より)。
響子さんはプロレスラーの木村花さんのお母さんだ。花さんは、フジテレビのリアリティー番組『テラスハウス』に出演し、番組内で共演男性に憤慨するシーンが配信されると、SNS上でものすごい数の誹謗中傷をされた。追い詰められた花さんはリストカットをする。しかし、その後も放映はつづけられた。そして、花さんは自死してしまった。
響子さんはフジテレビと番組制作会社E&Wを、「出演者への安全配慮義務を怠り、自死に追いやった」として提訴するという。あたしが響子さんでもそうする。そうする以外はないと思う。
響子さんはフジ側に台本や未編集動画などの提示を求めているが、フジ側は番組制作上の秘密や個人情報の保護などを理由に応じていない。