滝沢秀明氏と現社長のビジネス方針に乖離が…ジャニーズを揺るがす“退社ドミノ”の懸念
その例として挙げたのがTOKIOだ。長瀬智也の人気とボーカルであまたのヒット曲があるが、それだけじゃない。国分太一は司会、松岡昌宏は俳優、リーダー城島茂はバラエティーと、個性を伸ばし、時とともに変化していったから今がある。
「ある程度キャリアを積んだタレントであれば、ジャニーさんは大人扱いして、当人らの意思を受け入れ、尊重していました。なにかあれば、守ってあげると後ろ盾になっていたので、恐れずチャレンジする土壌があった。それに比べ、現社長のジュリーさんはタレント業をビジネスとして考え、どちらかというとドライなんですね。キンプリがCDデビューから4年で空中分解してしまったのも、ジュリーさんがメンバーを大人として扱わず、世界進出などをバックアップしなかったのが大きかったのでは」(同前)
■「タレント愛」の滝沢氏と「ビジネス優先」のジュリー社長
滝沢氏はデビューを目指す練習生「Jr」(ジュニア)約200人に常に目をかけ、頑張っている姿にはデビューという夢の実現で応えようとしていた。