キンプリ分裂を決定づけた「ジャニーさんとの約束」…メンバーと交流が続く岩橋玄樹の影も
滝沢秀明氏(40)のジャニーズ事務所退社からほどなくして、今度はKing & Princeの平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)のメンバー3人の脱退・退所が発表された。平野と神宮寺の退所日はグループ結成"5周年"記念日である5月23日の前日、岸に関しては残された仕事をクリアした来秋になるという。派手なプロモーションも噂されていたキンプリ5周年記念日は、暗黒の日と化してしまった。
関係者によれば、グループ内でメンバーが目指す将来のビジョンにズレが生じるようになったのは今から1年程前からだったという。キンプリは亡きジャニー喜多川前社長(享年87歳)が手掛けた"生涯最後のアイドルグループ”で、特に可愛がられていた平野は常日頃、「ジャニーさんとの約束が守られているか」と自らの現在地を確認することが習慣になっていたともいわれている。
「ジャニーさんとの約束」とは、グループが狭い日本にとどまることなく、トップ・アイドルとしてグローバルな世界的フィールドで活躍していくことを意味する。ところが2021年5月、メンバーがジャニーさんとの約束を果たすため事務所に掛け合ってリリースした全編英語のシングル『Magic Touch/Beating Hearts』は国内での好調な売れ行きとは裏腹に、海外での反応は実に冷淡なものだった。これが岸らに強い危機感を抱かせる大きなきっかけとなったといわれている。