著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

「人生相談は…」後輩芸人に慕われるTAIGAの不器用な真っすぐさ

公開日: 更新日:

 TAIGAはこれまで4度売れるチャンスを逃してきたという(テレビ朝日系「しくじり先生」21年8月30日)。05~08年の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」(フジテレビ系)や「爆笑レッドカーペット」(同)への出演、09年の「あらびき団」(TBS系)、「リンカーン」(TBS系)、14年の「R-1」決勝進出、16年の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)への出演だ。

 そして近年、「オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。」(中京テレビ)での3週にわたる「TAIGAナイト」、前出「アメトーーク!」、「テレビ千鳥」(テレビ朝日系)、さらには若林の代役と断続的に爪痕を残し、5度目のチャンスが訪れている。

「アメトーーク!」出演の際、若林はTAIGAにこんなLINEを送ったという。

「売れてる人はみんな真面目で優しい人ばっかりだから、TAIGAさんは絶対売れますよ。いい歳こいてまだまだ売れたいと思ってる、必死で泥臭いTAIGAさんがみんな好きで面白いから、くれぐれもスベるの怖がって上手くやろうとしないでください。TAIGAさんはうまくないから」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    藤井風“エグい”と話題のNHK紅白「NY生中継」の驚きの金額 5分30秒の放送に受信料大盤振る舞い

  2. 2

    箱根駅伝で創価大も起用 ケニア人留学生の知られざる待遇

  3. 3

    松本人志の独占告白「何を聞いてもらってもいい」にツッコミの嵐…YouTubeはやらないプライドは見せた?

  4. 4

    松本人志「独占インタビュー」はテレビ復帰を遠ざけたのか…圧倒的に欠けていたものとは

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    佐々木朗希「25歳ルールを知らなかった説」…あれだけ《メジャー、メジャー》と言いながら

  2. 7

    中居正広“9000万円トラブル”で番組窮地…「今でも許せない」告発女性が反撃の狼煙

  3. 8

    ダイソーは出資4億円→500億円で回収し大儲けだが…誤算は韓国市場への橋頭堡を失うこと

  4. 9

    中居正広「申し訳ございません」ついに謝罪もSMAP再結成は雲散霧消…元リーダーが“終止符”を打つ皮肉

  5. 10

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算