ロンブー淳が言及したガーシー議員の「ワイドナショー」出演 吉本興業が忌み嫌う“過去のトラウマ”
参院選に当選後もドバイに滞在し、国会に一度も出席していないガーシー議員に、与党が懲罰を科すよう要求。ガーシー議員が主張している3月上旬の帰国を、参院の議員運営委理事会は認めないとしており、速やかに登院するよう通知している。
“ガーシー包囲網”が日に日に狭まっている中、ガーシー議員を取り上げた15日放送の情報番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)が物議を醸しているという。
「番組で、ガーシーと親交のある『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳(49)が『もし帰ってきて本人が「ワイドナショー」出たいってなった場合、出れるんですか?』とMCの東野幸治に振り、ガーシー出演についてやり取りする場面がありました。それに、ガーシーも即反応。インスタで『これで帰国したら出たい番組増えたわ。その時のゲストは淳と(島田)紳助さんもお願いします』と、番組に出る気満々でした。そのため、淳が所属する吉本興業は、視聴率稼ぎともとれるこのやり取りを許したフジに『ガーシーを取り上げないでほしい』とクギを刺したといいます」(番組制作関係者)
ガーシーこと東谷義和氏は、交流があった芸能人や実業家の裏の顔を自身のYouTubeチャンネルなどで晒すなど、暴露系YouTuberとして世間を騒がせ人気を集めた。その勢いで昨年7月の参院選にNHK党から出馬し当選。
一方、複数の著名人や芸能関係者が警視庁に、ガーシー議員による名誉棄損や威力業務委妨害などの被害届が提出し、受理された。
警視庁は1月11日、暴力的行為法違反(常習的脅迫)や名誉棄損、威力業務妨害の疑いでガーシー議員のYouTubeチャンネルの広告収入を管理する合同会社の前代表や現代表の自宅などを家宅捜索した。