女優・広末涼子はモラルより“開き直り”に活路あり W不倫問題に業界は「まさか」でなく「またか」
第1回クレアラシル「ぴかぴかフェイスコンテスト」のグランプリに輝き、芸能界入りしたのが1994年。NTTドコモのポケベルのCM、竹内まりやプロデュースで大ヒットしたデビュー曲「MajiでKoiする5秒前」などで、90年代の日本芸能界のアイコン的存在であった。
ただし、輝かしいキャリアと同じか、それ以上のスキャンダルも残してきたのが広末である。今回のダブル不倫も身から出たさびというしかない。
■お騒がせなところも魅力のうち
しかし、である。あえて広末を擁護するなら、刑事事件を起こして逮捕されたわけではなく、まして不倫は個々人のモラルの問題である。コンプラ重視の時代でなかったらここまでの大問題にはならなかったのではないか。「おっしゃる通り」と、ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏は言い、こう続けた。
「もともと広末さんはそういう女優さんで、お騒がせなところも魅力のうち。行動に問題があれば、その責任を負わなければならないのは当然ですが、かつてはそんな経験も芸の肥やしになると言われていました。女優としては素晴らしい資質の持ち主ですし、これで人生が終わったわけじゃない。復活はご本人次第だと思いますよ」