「らんまん」植物学者として路頭に迷う万太郎と新婚生活をおざなりにされる寿恵子のスレ違い
祖母・タキの法要を終えて東京に戻った万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)の新婚生活が始まった。大学は新学期を迎えたが、学歴も何もない万太郎に田邊教授(要潤)は、「専属のプラントハンターにならないか」と提案する。しかし、万太郎はキッパリ断る。すると怒り心頭の教授から学問のない「虫けら」だと言い捨てられてしまう。それ以来、万太郎は新種を発見しても自分の名前を命名できないと苦悩することに……。(以下ネタバレあります)
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ある日、悩んだ万太郎はと博物館へ向かった。迎えてくれたのはサボテン里中(いとうせいこう)先生。いつもコミカルでいとうせいこうさんのハマり役だ。登場の時はいつもサボテンを抱えて、わが子のように可愛がっている。
そこにたまたま居合わせた伊藤孝光(落合モトキ)を紹介されるが、シーボルトの助手を務めた伊藤圭介の孫と聞き、万太郎は大はしゃぎ。ところが東大の話をすると、伊藤が一気に冷めて、泥棒教授の手下か? と万太郎に凄みはじめる。田邊教授が発表予定の「トガクシソウ」の話になるとなおさら激怒して出て行ってしまった。