中村倫也、松坂桃李、杉野遥亮…夏ドラマを席巻「トップコート俳優」の骨太育成法
夏ドラマの初回高視聴率ドラマは、堺雅人(49)主演の日曜劇場「VIVANT」(TBS系)と中村倫也(36)主演の「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)。この2作が初回視聴率2ケタ台をクリアしている。
「ハヤブサ消防団」は初回10.5%(関東地区=ビデオリサーチ調べ、以下同)。原作の池井戸潤氏(60)の別作品「サンクチュアリ -聖域-」(Netflixオリジナルドラマ)で主役を演じた一ノ瀬ワタル(37)がキーマンとして出演するなど、話題が豊富だ。見逃し配信のTVerの再生回数は、3日間で100万回を突破した。
「VIVANT」は、その池井戸氏が執筆した「下町ロケット」シリーズ、「半沢直樹」シリーズや「ドラゴン桜」ほかメガヒット作が多いTBSのテレビディレクター・福澤克雄氏(59)の原作・演出。初回は11.5%、第2話は11.9%で、今期唯一の2ケタキープである。TVerやTBS FREEの配信総再生数は、同局ドラマ初回で歴代最高となる400万回を記録(24日時点)。初回で役所広司(67)と二宮和也(40)、30日に放送される第3話で濱田岳(35)が出演していく中、いまだ登場回や役柄が伏せられているのは松坂桃李(34)だ。日本アカデミー賞を5度も受賞した松坂だけに、堺雅人に次ぐ“準主役”的ポジションであることは確かで、SNSでは松坂がどういう役で登場するのか、予想合戦が展開されている。