「VIVANT」巨額制作費でNetflixに対抗!“半導体バブル”でウハウハTBSは視聴率11%台でも不問
中央アジアのバルカ共和国の太陽光エネルギー事業に絡み、契約金の10倍、1億ドルの誤送金への関与を疑われた堺雅人(49)演じる商社マンが、9000万ドルを取り返しに単身現地に乗り込むところからスタートした日曜劇場「VIVANT」(TBS系)。
かつてないスケールの大きさに思わず引き込まれた視聴者が少なくないだろう。それもそのはず、大ヒットドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズを手がけた、同局の福澤克雄監督が原作、演出を担当。堺のほかに、阿部寛(59)、二階堂ふみ(28)、松坂桃李(34)、役所広司(67)、小日向文世(69)などの豪華キャストを揃え、モンゴルロケを敢行するなど、TBSが社運を賭けたドラマであることは素人目にもわかる。
「日本のテレビ局は今や、莫大な予算をかけてヒットコンテンツを生み出すNetflixなどと競合する中、同局は映画化などを見据えて他のドラマ予算を削ってVIVANTに投資しているといいます。もちろん、この壮大な企画の実現はヒットを飛ばしてきた福澤氏の発言力の賜物というのがもっぱらです」(芸能ジャーナリスト)