佐藤浩市「どうする家康」に圧巻の初登場 真田昌幸の“ニンマリ”クセモノ感にネット沸く
家康(松本潤)は小牧長久手で秀吉(ムロツヨシ)に大勝。しかし秀吉は織田信雄(浜野謙太)を抱き込んで和議を迫り、人質を求めてくる。さらに、秀吉が関白に叙せられたという知らせが浜松に届き、家康と家臣らは改めて秀吉の人心掌握術を痛感。家康の秀吉に対する憎しみは深く、天下人を奪われぬよう策を練るが……。
一方、武田滅亡後も絶えず謀略を巡らせて、その孤塁を守り続けてきたのが真田昌幸(佐藤浩市)。今回は初登場である。昌幸は家康が勝手に自分たちの領地の沼田を北条に与えたことを恨んでおり、都合よく秀吉の手が伸びたところで、「お手伝いできることがあればなんなりと」と徳川離反を決意。
■白髪頭でニンマリ
佐藤浩市が醸し出す強者感にSNSが騒然。《大物感漂う》《痺れるほど素敵》《クセモノ感が半端ない》などで沸いた。戦の場面で囲碁を打ちながら「秀吉、家康、北条、上杉、もめればもめるほど、甘い木の実が落ちてくる。乱世を泳ぐは、愉快なものよ」と白髪頭でニンマリつぶやく爺の凄み。切れ味のよい刀のようで爽快なほどであった。